学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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社会連携「canon×CURIO×富士見」ワークタイム②

キヤノンマーケットジャパン株式会社からの課題に取り組んでいる高2有志生徒はワークタイムを行いました。
先日の中間発表でいただいたフィードバックを元に再度デザイン思考を回して深めていきます。

少し、アイデアを形に「整える」ことに寄りすぎているため、「マシュマロチャレンジ」で、課題への向き合い方を問い直しました。

「マシュマロチャレンジ」とは、定数のパスタを限られたテープだけを使い自立させ、その尖端にマシュマロを置いて、制限時間内に到達した高さを競うゲームです。
各チーム、連携しながらパスタを組んでいきます。

やってみると意外と難しく、生徒達は「これはどうかな?」と試し、「倒れちゃった」と叫び、また試しては「やった、立った!」と歓喜していました。
ちなみに私もチャレンジしましたが立たせられませんでした。
実は、これを行った目的は、まず「ためす」ことの重要性に気付くことでした。
最初からより高くしようと「整える」と、時間内に一度も「ためす」ことができず、プランを検証できません。まさに私です。
しかし、まず立ててみるべく「ためす」と、実際の良かった点や問題点が見えてきます。そこから試行錯誤も生まれ、立つという実証を伴いながらより良くしていけるのです。
このチャレンジの経験から、生徒たちは「整える」前の「ためす」ことの重要性を再認識しました。

また、「このカメラだからできることを探す」という発想から「これがよいからやりたい。ではどうする?」という、「自分が本当に感じた魅力からスタートする」という発想へのマインドチェンジをサポートしていただきました。
生徒達の学びはより深まっていきます。

本校HP「ワークタイム①」
本校HP「キックオフミーティング」
(美術科 杉原)