学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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理事長・学校長メッセージ

理事長メッセージ

─ 建学の精神 純真・勤勉・着実 ─

理事長 山崎やまざき 二三恵ふみえ

本校の創立者山崎種二は尋常小学校を卒業した後、15歳で米問屋に奉公に出ました。彼が生涯にわたり、よりどころとしたのが「しん万事ばんじもとす」という格言です。「信頼を得られる人となる」という信念のもと事業を成功させ、その後、教育・文化の分野に情熱を傾けました。校内には多くの芸術作品がありますが、これらは日本画に機微を求めた種二の柔らかな心の表れです。

かつて激動の時代に常に先を読み一心に学び続けて柔軟に対応しながら成長した種二。彼の想いは初代校長の深井鑑一郎の「純真・勤勉・着実」という建学の精神に引き継がれました。「純真」はまっすぐに、「勤勉」は学び続ける、そして「着実」は一歩一歩努力を惜しまず積み重ねることを意味します。

これからの子どもたちはまさに革新の時を進んでいきます。富士見には自分を信じ、信頼される女性として豊かな心を育む上質な環境があります。6年を通して生涯の基礎作りとなる充実した時を過ごし、成長できることを心より願っています。

学校長メッセージ

─ 未来を生きる生徒たちに自由に自分の人生を切り拓く力を開花させたい ─

学校長 佐藤さとう 真樹まさき

今の中高生が暮らす未来の社会はいったいどうなっているでしょうか? 超少子高齢社会を迎え、グローバル化と絶え間ない技術革新により、社会構造や雇用環境は大きく変化し、生き方は多様です。

富士見の教育目標「社会に貢献できる自立した女性の育成」は、このような未来社会においてさまざまな課題を自分事として捉え、その解決に取り組める女性、そして自己実現力を持った心豊かな女性を育てることです。

そのためには、しっかりとした「自分軸」と「社会軸」を持つこと、たとえ失敗や挫折をしてもまた必ず起き上がり“たくましく生きていく力”を身につけることが大切です。

現在、本校のあらゆる教育場面で、「自分の意見を形成する力」「人を巻き込む力」といった「17の力」を育む指導を進めているのもそのためです。一つひとつの力に対して6段階のルーブリックを作成し、自己評価や相互評価に利用しています。

変化の激しい、そして予測ができない未来を生きる生徒たちに、自分の人生を切り拓く力を開花させることが、私たちの使命です。