探究学習
6年間の探究を通して、
17の力を育み、
キャリア形成につなげていく。
富士見の探究学習では、中学から高校の6年間をかけて、段階的に探究する力を磨いていきます。中学1年生は「問う」、中学2年生は「調べる」、中学3年生は「伝える」を目標に、探究学習の基本的なスキルを身につけます。そして、高校生では、自分のキャリアを見据えながら、社会に目を向け、自分で積極的に外部と関わる機会をつくり、生涯にわたって探究する力と姿勢を深めていきます。

コメから循環を考える
私たちの食卓に安全でおいしいお米が届くまでの過程をいかに循環型にしていけるかをテーマに、グループで探究します。田植え体験や米どころ・新潟でのフィールドワークを通じて、生徒たちの中に湧き上がる「なぜ?」を大切にしながら学びを深めていきます。

ねりまの都市農業から食と
農の持続可能性を考える
ねりまの都市農業から考える持続可能な食と農のあり方をテーマに、グループで探究します。練馬区の農地を見学したり、生産者の方から話を聞いたりする体験を通して課題を発見し、「自分たちができることは何か」を考えます。

自分でテーマを決めて
論文作成・発表する
中学3年間の集大成として、自分でテーマを決めて探究します。興味や関心のあることを探り、文献調査やフィールドワークを通して、論文の形で成果をまとめます。

SDGsを意識して、
社会の課題解決に取り組む
チームでSDGs17の目標から関心ごとを探り、学校外に出て、社会の課題を見つけます。その後、課題解決のアイデアを考え、実践します。

1万字の論文を作成し、
英語で発信する
高校2年生では、「自分が何に課題意識を持ち、それについてどう考えるか」を1万字の論文にまとめます。高校3年生では、その論文の英語要約に挑戦し、英語で発表を行います。この過程で、自分の課題意識を深め、関心のある学問分野を探りながら、自らのキャリアについて考えていきます。


「図書館を使った調べる学習コンクール」に毎年入賞!
公益財団法人図書館振興財団が主催するコンクールは、自由なテーマを設定し、図書館などを活用してどのように調べ、何を学んだのかをまとめた作品が対象です。練馬区立図書館の地域コンクールで推薦された作品が全国コンクールへ出品されます。富士見は、2017年度から地域コンクールに応募し、毎年全国コンクールで入賞しています。
地域コンクールでの受賞作品【全国コンクールでの賞】
2024
最優秀賞
「包括的性教育を行う上で必要なこととは
~全ての人が生きやすい社会へと変えるために~」
(高3)【佳作】
優秀賞
「眠りの世界~睡眠について学ぼう!~」
(中1)
2023
最優秀賞
「医療現場で撮影サービスを始めるために」
(高3)【優良賞】
審査員特別賞
「薬剤師の仕事は将来AIによって失われるのか」
(中3)