学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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キャリア教育

6ヶ年の進路指導

教科学習、探究学習、学校行事などあらゆる教育活動を通じて、自ら学び、広く社会に目を向け、自分が貢献できることは何かを深く考えます。そうして描いたキャリアを具体化するためのプログラムをたくさん用意しています。

中学最初の進路指導は、自己管理能力を身につけ、基本的な学習習慣を確立することです。指示された勉強のみを行うのではなく、自分なりの目標を定め、達成に向けて計画を立てて、結果から行動を振り返ることを繰り返すことで、自己管理能力を高めていきます。
身の回りのことから視野を広げ、社会の一員としての自分について考えます。保護者の講演会や、社会人の卒業生によるシンポジウム、キャリア甲子園の参加などを通して、社会の課題を知り、自分がどのように社会へ貢献できるのかを考えます。
卒業後の進路を考える時期にむけて、大学模擬授業では大学の先生にお越しいただき、実際の大学の授業を体験します。卒業生シンポジウムでは富士見の卒業生(現役大学生)に来てもらい、大学生活の様子や受験勉強のことなどを話してもらいます。それらの行事を通して自分の興味・関心を理解し、将来を見据えて進路選択を行います。
自律した生活を送り、学習を重ね、自分と社会を知り、視野を広げてきた4年間を経て、いよいよ自分が社会とどのように関わるかを具体的に考える時期に入ります。自己実現に必要なことは何か。そこから必要なプロセスを考え、実行するための機会を多く用意しています。国公立・早慶大シンポジウムは、自分と同じ立ち位置から出発した先輩方の取り組みを知ることで、目標との距離感をつかむ良い機会となっています。

中学1年~中学3年
自ら学ぶ姿勢

中学最初の進路指導は、自己管理能力を身につけ、基本的な学習習慣を確立することです。指示された勉強のみを行うのではなく、自分なりの目標を定め、達成に向けて計画を立てて、結果から行動を振り返ることを繰り返すことで、自己管理能力を高めていきます。

計画と振り返り(手帳の活用)

必要なことを手帳に記録する習慣と、毎日手帳を確認する習慣により、自分のことを自分で管理する姿勢が身に着きます。また、手帳には勉強や部活動などの目標、計画、振り返りを書き込むこともできます。目標達成に向けて1週間の計画を立てたら、1週間後に自分の行動を振り返ることで、次の1週間の目標が定まり、行動につながります。有意義な学校生活を送るために、計画と振り返りのサイクルを大切にしています。

中学2年~高校1年
社会と自分

身の回りのことから視野を広げ、社会の一員としての自分について考えます。保護者の講演会や、社会人の卒業生によるシンポジウム、キャリア甲子園の参加などを通して、社会の課題を知り、自分がどのように社会へ貢献できるのかを考えます。

保護者による講演会(中学2年)

職業観・勤労観に関する学習の一環として、保護者による職業講演を行っています。なぜその仕事についたのか。仕事はどのように役に立っているのか。そもそも、働くとはどのようなことなのか。さまざまな観点からお話をしていただきます。

卒業生・社会人シンポジウム(中学3年)

中学3年では、社会を知るために卒業生を招いてのシンポジウムを行います。社会人の卒業生が「現在どのような仕事をしているか」、「職業選択に至るまで」の話を聞き、アドバイスをもらうことで、自分の将来についてのビジョンを広げる一歩となっています。

キャリア甲子園(高校1年・高校2年)

高校1年・高校2年では、有志の生徒たちがマイナビ主催の「キャリア甲子園」に参加しています。キャリア甲子園とは、協賛企業からのテーマに沿って高校生がビジネスアイディアを創造し、競う大会です。2019年度、本校では14チームが参加し、4チームが本選進出、2チームが準決勝まで進みました。どのチームも協力してリサーチ、ニーズ分析、新商品・サービスの提案を行い、予選・本選ですばらしいプレゼンを披露。審査員より高い評価を得ました。

中学3年~高校2年
進路選択

卒業後の進路を考える時期にむけて、大学模擬授業では大学の先生にお越しいただき、実際の大学の授業を体験します。卒業生シンポジウムでは富士見の卒業生(現役大学生)に来てもらい、大学生活の様子や受験勉強のことなどを話してもらいます。それらの行事を通して自分の興味・関心を理解し、将来を見据えて進路選択を行います。

卒業生からのアドバイス(中学3年・高校2年)

中学3年と高校2年の3月には、卒業を控えた高校3年生からのアドバイス会を開いています。中学3年生は、高校生活3年間の勉強、クラブ活動、さまざまな取り組みに関する話を聞き、高校進学に向けてモチベーションを高めます。高校2年生は、進路選択から大学進学までの実体験を聞き、希望進路実現のためのヒントをもらいます。

卒業生(大学生)シンポジウム(高校1年・高校2年)

富士見の卒業生に、大学生活の様子や、受験勉強のコツや思い出を話してもらいます。大学の最新の状況や、学生目線での大学の様子、富士見生に合った受験勉強の方法などを知る機会です。

大学模擬授業・大学見学&体験授業(中学3年~高校3年)

さまざまな大学の教授をお招きして大学の学部や学科、研究内容などに関わる模擬授業を行っています。名称だけではわからない学部や学科を知ることや未知の学問に触れることで、進路の選択肢を広げます。希望進路が定まっている生徒にとっては最先端の授業を体感する機会となり、将来を考えるための貴重なプレ体験となります。また、模擬授業で収まらなかった実験やディスカッションなどは、「大学見学&体験授業」として、放課後や試験休みを利用して実際に大学を見学・体験することができます。

大学模擬授業講座例
立教大学 経営学とリーダーシップについて
筑波大学 医師にならない医学部
東京農業大学 乳酸菌研究の最先端「乳酸菌組換えワクチンの実用化はそこまできている」

コース選択、科目選択(高校1年・高校2年)

高校1年の2学期に文系・理系コース選択を調査し、高校2年以降に在籍するコースを決定します。それまで実施されてきた大学模擬授業や卒業生シンポジウムなどの進路行事を通して、自分の興味・関心をもとに、将来を見据えた選択を行います。高校2年からは、文系・理系それぞれのカリキュラムに分かれて学習し、高校3年時には、大学入学共通テスト対応の授業や発展レベル演習など、志望校に応じてさらに細かな科目選択を行います。

高校2年~高校3年
希望進路実現に向けて

自律した生活を送り、学習を重ね、自分と社会を知り、視野を広げてきた4年間を経て、いよいよ自分が社会とどのように関わるかを具体的に考える時期に入ります。自己実現に必要なことは何か。そこから必要なプロセスを考え、実行するための機会を多く用意しています。国公立・早慶大シンポジウムは、自分と同じ立ち位置から出発した先輩方の取り組みを知ることで、目標との距離感をつかむ良い機会となっています。

国公立・早慶大シンポジウム(中学3年~高校3年)

早稲田大学や慶應義塾大学・国公立大学に進学した本校の卒業生が、自分が通う大学の魅力を生徒目線で伝えてくれます。在校生にとってはとても身近なロールモデルとなっています。シンポジウムへの参加を通して、数年後には自分が卒業生として在校生にプレゼンをする姿をイメージする生徒も多くいます。

大学説明会(中学3年~高校3年)

自分の将来をしっかり見つめ、より良い進路を見つけてほしいとの思いから、中学3年生から高校3年生までを対象として大学説明会を実施しています。私立大学10校程度の入試担当者を本校に招き、最新の入試対策から各学部で取得できる資格、キャンパスライフ、また就職状況など、知りたい情報を提供しています。自分の進路を考え、志望校を絞り込む機会となっています。また、高校3年生には11月に直前大学説明会として、受験に特化した情報を各大学の入試担当者から提供しています。

講習

高校では大学受験対策の一環として、学期中の放課後や長期休暇に講習を行っています。夏休みには中学・高校とも夏期講習を開講します。