学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

西武池袋線中村橋駅徒歩3分 西武池袋線中村橋駅徒歩3分

中3社会科 ハンセン病講演会を実施

6月17日(水)、中学3年生を対象に、国立ハンセン病資料館の学芸員・大髙様を講師にお迎えし、ハンセン病に関する講演会を実施しました。
中学3年生の社会科では、明治維新以降の歴史を学ぶ中で、「人権とは何か」という問いについて、さまざまな立場や時代背景を踏まえながら考えてきました。
また、講演会に先立ち、国立ハンセン病資料館の映像資料を視聴し、ハンセン病の症状や感染、治療などに関する基礎知識を学びました。

こうした事前学習を踏まえ、今回の講演会では、病気に関する知識だけでなく、なぜ差別が生まれ、社会の中で広がっていったのかという本質的な問題についてお話しいただきました。
講演では、ハンセン病患者の子どもたちの通学をめぐって起きた熊本県の「黒髪小学校事件」など、具体的な事例も紹介されました。
生徒たちは、患者本人に対する差別だけでなく、その家族や周囲の人々にまで及んだ偏見や排除について知り、病気そのものとは異なるところで差別が生み出されていく構造について考えました。
正しい知識を持つことの大切さとともに、社会の中にある偏見や思い込みに気づき、一人ひとりの尊厳を守るために何ができるのかを考える貴重な機会となりました。

今回の学びを、今後の社会科の授業や日常生活における人権についての考察につなげていきます。(社会科 中島)