東京電機大学連携プログラム パスタブリッジコンテスト
2026年07月31日(金)
7月25日(土)、東京電機大学との高大連携プログラムである「パスタブリッジコンテスト」のコンテスト当日を迎えました。中学1年生から高校2年生の生徒と、保護者や本校の卒業生、東京電機大学の現役大学生の全16チームが参加しました。「パスタブリッジ」とは、乾燥パスタを接着剤でつなぎ合わせて製作する橋です。一本では簡単に折れてしまうパスタも、構造を工夫することで驚くほど大きな力に耐える橋へと生まれ変わります。生徒たちは、キックオフからの1週間で試行錯誤を繰り返しながら、チームで協力して作品を完成させました。
競技に先立ち、東京電機大学の笹谷真通教授より、「モノをカタチにする」をテーマにご講演いただきました。身近なものの中に発想の種があること、そして実際につくり、試し、失敗を重ねながらより良い形へと磨き上げていくことの大切さについてお話しいただき、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。その後の製作では、橋の構造を調べて設計図を描く班や、試作品に荷重をかけて補強方法を考える班など、それぞれが工夫を重ねました。思うような強度が出ないこともありましたが、原因を考え、形を見直し、再び挑戦することを地道に繰り返していました。
競技会当日は、「芸術部門」と「構造部門」の審査を実施しました。芸術部門では、各チームが製作した橋を紹介し、デザインや独創性などの観点から投票によって順位を決定しました。どの作品も創意工夫が凝らされており、見応えのある審査となりました。構造部門では、橋にかごを取り付け、重りを加えていくことで、どれだけの重量に耐えられるかを測定しました。わずか140gの橋が、自重の約60倍となる約8.4kgの重りに耐えるという記録を達成した班が優勝しました。生徒たちは、限られた材料の中で仮説と検証を繰り返した成果が形となることを体験したことで、試行錯誤を重ねつつ、より良いパスタブリッジの完成に向けて製作に取り組みました。知識は、実際に手を動かし、考え、失敗し、その経験を次へ活かすことでより深く身についていきます。今回のパスタブリッジコンテストは、ものづくりの面白さに触れるとともに、粘り強く課題に向き合う姿勢を育む貴重な学びの機会となりました。(高大連携委員会 兼井)






