中3社会連携プロジェクト「西武鉄道(株)×富士見中学校」最終発表会
2025年03月11日(火)
中学3年生は社会連携プロジェクトに取り組んでいます。このプロジェクトは中3美術の授業です。デザインを社会の中で実践しながら、実社会にある問題について考える場です。プロジェクト詳細は、本校HP記事【中3社会連携プロジェクト「(株)西武ホールディングス×富士見中学校」キックオフMTG】をご覧ください。
本日は最終発表会を行いました。西武鉄道(株)の皆様をはじめ、(株)西武ホールディングスの方等、多くお越しくださり発表をお聴きくださいました。各クラスの代表チームは、課題発見した内容やインサイトと具体的なアイデア、プロトタイピングによる検証を元にした気付きや展望をお伝えし、フィードバックをいただきました。社会で働かれている大人の方に現場を踏まえたご意見をいただくことで生徒たちの視野は広がります。また、「普段の私たちにはなかった発想で新たな気付きになりました」というお話もいただけ、自分たち学生が考え取り組むことの意味や価値を再確認させていただけました。
最後は企業の方々へ質問させていただけました。普段電車に乗る時もダイヤグラムのことを考えるという話など職業人としての意識のお話しも伺え、キャリアを考える時間ともなりました。今回、視覚障がい者の方をユーザーに設定したチームもありました。西武鉄道の方から「同じように電車を利用される皆様が、お互いへの思いやりをもち、少し手を差し伸べてくださることで豊かで快適な空間となります。事業者だけでなく利用者も一緒になってよい交通を創っていきたい」というお話をいただきました。生徒たちが課題発見していた多くの内容に当てはまる視点です。省人化や無人化は鉄道事業に限らずこれから起き得る未来です。生徒たちは様々なキャリアに通じる大事なことを考えさせていただきました。
生徒たちはデザインを活用して社会との繋がりの中で創造的思考力を発揮しながら学びました。(美術科 杉原)









