学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

受験生の方へ在校生・保護者の方へ卒業生の方へ

富士見では教育目標である「社会に貢献できる自立した女性の育成」を実現するために、国連が採択した2030年までに達成を目指す17の国際目標であるSDGsをさまざまな教育活動に反映しています。

SDGsへの取り組み紹介

探究学習 × SDGs

SDGsを達成するためには、まず社会の課題を知ることが必要不可欠です。特に大切なことは、解決のための「アクション」です。高1では、「SDGs探究」をグループで行います。生徒それぞれが身近な社会問題を自分事としてとらえ、関心のある目標が近い仲間でチームをつくり、フィールドワークやインタビューをします。その過程で、SDGsの達成に向けて一生懸命取り組んでいるさまざまな人と出会い、課題解決の難しさやアクションの手応えを体感します。「今の自分たちができることはなにか」をじっくり考え、行動に反映し、自分たちのアクションを発表します。


独立行政法人 国際協力機構(JICA)が発行する
ソーシャルボンド(SDGs)への支援について

 学校法人山崎学園は、このたび、独立行政法人 国際協力機構(JICA)が発行するソーシャルボンド(以下 JICA債)を購入し、JICAの活動を支援することを決定しましたのでお知らせいたします。

 ソーシャルボンドとは、調達された資金が、開発途上国の基礎インフラ開発や社会サービスへのアクセス改善等、社会課題(教育・女性の地位向上)対応を目的とした分野への投融資に利用されることを前提として発行される債券です。

 本ソーシャルボンドにより調達された資金は、JICAが実施機関となっている政府開発援助(ODA)の有償資金協力事業を通じて使用されます。事業の実施においては、明確なルールのもと、透明性・公正性を確保しており、投資された資金の使途やその成果を確認することができます。また、2019年12月20日に日本政府が公表した「SDGs実施指針改定版」において、JICA債の発行がSDGs達成に必要な資金を確保するためのファイナンスとして掲げられています。

 当法人は、JICA債への投資が開発途上地域の経済・社会の開発、日本及び国際経済社会の健全な発展のために活用されることにより、地域社会の発展に繋がっていくことを期待し、JICA活動を通じてSDGsの取り組みを支援することを決定いたしました。当学園は、教育方針として『社会に貢献できる女性の育成』を標榜しており、こうした社会的課題や環境問題の解決に繋がる事業、SDGsの達成に貢献する事業を微力ながらサポートしていきたいと考えています。これまでもこうした有価証券投資による資産運用収益を生徒への奨学金や家庭への経済支援、教育研究活動の向上のために活用してきました。今後も引き続き、持続可能な社会の形成に寄与すべく、学内の探究学習にも取り組みながら『グローバル人材の育成』を目指す、教育機関として社会的使命・役割を引き続き果たして参ります。

債券名 第59回 国際協力機構債券
年限 10年(2021年6月~)

JICA-SDGsパートナーに認定されました

 本校は独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)に2022年1月28日付けで認定された「JICA-SDGsパートナー」です。

 「JICA-SDGsパートナー」制度では、新型コロナウィルスの影響などによる世界の分断を回避し、SDGsが描く未来のあるべき姿を実現するため、JICAとともに持続可能な開発目標(以下「SDGs」)の推進に取り組む団体を「JICA-SDGsパートナー」と認定しています。

ブルーシーフードパートナーに認定されました

学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校は、ブルーシーフードの理念に賛同し、持続可能な海洋資源を大切にする団体である『ブルーシーフードパートナー』として2023年8月2日に認定されました。今後は一般社団法人 セイラーズフォーザシー日本支局さんとも連携し、こうしたSDGs活動を通じて『社会に貢献できる女性』の育成に引き続き努めて参ります。

ブルーシーフードとは

地球温暖化や乱獲、IUU(違法・無報告・無規制)漁業が原因で枯渇する魚介類が増えています。水産庁によると資源量が豊かな魚種は全体の僅か24%にすぎません。過半数の魚種は資源量が低位にあります。太平洋のクロマグロは過去50年で急激に97.4%が減少し、IUU漁業のターゲットにもなってきました。ブルーシーフードは持続可能な水産物を優先的に消費することにより、日本の漁業を支援しながら枯渇する水産資源の回復を促進するための活動です。