学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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学校長メッセージ

学校長 善本よしもと 久子ひさこ

プロフィール鎌倉女子大学教授から本校校長就任。愛媛県出身。東京大学卒。都立高校教諭、東京都教育委員会勤務を経て、都立白鷗高等学校・同附属中学校統括校長として、ダイバーシティ教育に取り組み、コロナ禍において、いち早く先進的なハイブリッド型オンライン授業を推進した。中央教育審議会第9期委員、文化審議会国語分科会委員等を歴任。東京都公立中高一貫教育校長会初代会長。『朝日新聞 EduA』においてお悩み相談回答を不定期連載中。

4月1日付で校長として着任いたしました善本久子です。

伝統ある山崎学園富士見中学校高等学校で、創設者山崎種二先生の理想を体現し、次代を担う女子教育に携わることを大変光栄に思います。

私は、長い教師人生の後半生において「ダイバーシティ(多様性)教育の推進」を自らのミッションとして課してまいりました。多様性の尊重は美しい言葉ですが、それを実現することが極めて困難であることは、世界情勢を見ても明らかです。予測不能な時代に、とりわけ女子生徒が、統計上の平均像にとらわれすぎることなく、個性を伸長し自らの道を切り拓き、本校の教育目標である「社会に貢献できる自立した女性」に成長できるよう、校長として全力を尽くす所存です。

本校を歩くと、校舎内の至るところに、貴重な美術品が無造作に飾られていることに驚かされます。伝統ある本校のこうした有形無形の資源が、特色ある探究学習として花開き、「自分の意見を形成する力」「人を巻き込む力」といった「17の力」として実を結んでいることを実感します。

40年ぶりの教育改革が進行する中、本校は新しい時代に求められる資質・能力の育成を図ると同時に、何より思春期にある生徒が、本校を安心できる場と感じられる、明るく希望に満ちた学び舎となるよう、教職員一同努めてまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

プロフィール鎌倉女子大学教授から本校校長就任。愛媛県出身。東京大学卒。都立高校教諭、東京都教育委員会勤務を経て、都立白鷗高等学校・同附属中学校統括校長として、ダイバーシティ教育に取り組み、コロナ禍において、いち早く先進的なハイブリッド型オンライン授業を推進した。中央教育審議会第9期委員、文化審議会国語分科会委員等を歴任。東京都公立中高一貫教育校長会初代会長。『朝日新聞 EduA』においてお悩み相談回答を不定期連載中。