高1美術「対象をみる」
2025年05月20日(火)
高1美術選択生徒はデッサンと油絵に取り組んでいます。本課題はデッサン力といった技術を高めることや油絵の描き方を知ることも大切ですが、とくに「観察力」を深めることを意図しています。時間をかけて対象に向き合うことで深く理解しようとします。
今日、例えばりんごは「りんご」として記号や情報の一つとして消費されがちです。この授業では、一つのモノをじっくり観察することで、りんごが持つ多様な表情に着目しながら、「対象をみる」ということを考えていきます。
生徒たちは初回から対象の細かな特徴に気付き、他者のモチーフと比較しながら「私のりんごは○○な特徴がある」と、個々の対象を捉えていきました。2学期以降に行う社会と繋がった学びでも「みる」ことから始まります。
生徒たちは1学期をかけて多様な捉え方を通して「観察力」を深めていきます。(美術科 杉原)








