中1美術「校内アートでの対話型鑑賞」
2025年04月26日(土)
中学1年生は美術の授業で、校内のアートを対話型鑑賞しました。美術ではガイダンス授業を行う前に、「表現」と「鑑賞」について、まずは体験します。今回は「鑑賞」体験です。本館大階段を上がると見えてくる大きな絵画が今回のアートです。
対話型鑑賞では、生徒たちは表現を鑑賞しながら、「意味」を感じ考え、全体へ共有します。お互いの「気付き」や「解釈」を聴いて、改めて表現を鑑賞することで「見方・感じ考え方」を広げ深めていきます。
始めは表面に着目していた生徒たちもお互いの解釈を元に、対象の「意味」や「価値」へと鑑賞を深めていきました。
実物を鑑賞すると「絵具が盛り上げられたり、複雑に混ざりあっていて、建物の本当の壁のように感じる。重厚感や重暗い印象がこういったところからも感じられているのだと思う」と、より対象に迫った感じ方が増え、鑑賞が豊かになります。多くの実物のアートが日常的に展示されている、本校ならではの学びの場です。(美術科 杉原)



