中1美術「本校絵画を用いたアート鑑賞」
2024年11月08日(金)
中学1年生は「ブラインドトーク」を通してアート鑑賞を行いました。この活動では、鑑賞者は目を閉じてペア生徒の声によるガイドを聴きながら作品を想像鑑賞します。一通りガイドが終わったら目を開けて実際のアートを「みる」のです。みたいモチベーションは高まり、何もなくみた際より細部にも着目して鑑賞します。また、ガイド役の生徒の解釈も踏まえながらアートの内容にも自然と着目していきます。
時間をかけて言葉で伝えても全てが伝えられなかったのに、ビジュアルをみると一瞬でイメージが共有されました。生徒たちは視覚言語の強さやビジュアルコミュニケーションの大切さを実感したようです。また、ガイド役は言語にも気付きがあったようです。「言葉のボキャブラリーがもっと必要だ」とか「事実を言葉で正確に伝えるのって意外と難しい」など、活動から学びを得ていました。生徒たちはとても楽しみながらアート鑑賞を行いました。
用いたアートカードは本校校内に展示されている絵画を用いました。活動後は展示場所で実物の作品を鑑賞できます。本校の持つ絵画が生徒たちの学びをより豊かにしてくれます。(美術科 杉原)