学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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中3美術「キュレーションについて考える」

 中学3年生は美術の授業で、外部講師の川村先生にお越しいただき、キュレーションに関するワークショップを行いました。
 中2から中3にかけて行ってきた「鑑賞」のまとめ単元として、生徒各自がアートをキュレーションして模擬的に企画展を計画します。川村先生は武蔵野美術大学の芸術文化学科をご卒業されており、キュレーションとはどういうことなのか学ばせていただきました。
 キュレーションは「メディア(情報の媒体)を独自の視点で編集して共有すること」、そのためにヒトモノコトを「多角的に捉える」ことが大切だとお話いただきました。
多角的に捉えるためにも「誠実(偏見なく)に調べ、理解すること」が大事で、「作品理解は他者理解」でもあるとメッセージしてくださいました。
 他者や異文化と接する際の姿勢にも繋がるお話で、美術だけの学びではなくどのような姿勢で社会と繋がっていくとよいか、キャリア教育にもなりました。
 生徒たちはキュレーションのワーク体験も行い、楽しみながら理解を深めました。(美術科 杉原)