中3美術【社会連携プロジェクト】最終発表会
2024年03月19日(火)
中学3年生は社会連携プロジェクトの最終発表会を行いました。本プロジェクトは美術のデザイン領域での学びの一環です。
今年度はELECOMにお勤めの方に連携いただき「高齢者とのコミュニケーションをより良くするモノコト」というテーマと「高齢者の孤独化」などの問題意識の共有をいただきました。生徒たちはチームで課題発見と、課題をより良くするための提案に向き合いました。
本単元は「考えること」を大事にしています。自分たちもいずれ高齢者になります。遠くの誰かではなく、私たちが高齢者になるとどう考えるか、まさに「共感」を重要視しています。しかし、これは簡単なことではありません。生徒たちはプロトタイプをユーザーにテストすることでフィードバックを得ながら思考を深めていきました。プロトタイピングでは、行政に問い合わせて関連施設へ繋がろうとするチームがいたり、実際に世の中へ試したチームもおり、短い授業時間でしたが各チーム工夫しながらプロジェクトしていってくれました。
学期途中、各クラス二度ずつプレゼンとフィードバックの機会をいただきました。最終発表会では、時間の関係で各クラスの代表チームのプレゼンを行いました。各チームの主体的な活動がみられました。(美術科 杉原)
中3美術「社会連携プロジェクト」