学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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東京理科大学 川村研究室連携企画「自転車発電⑤」

2月6日(火)に、富士見に小学生をお招きして、高校生の有志16名が発電と環境問題に関する授業を行いました。
東京理科大学の大学院生と一緒に指導案を考えるところから始まり、様々な工夫をして授業を作り上げました。
有志の生徒よりメッセージがございますので、ご覧ください。(入試広報部 山内)
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東京理科大学と連携し、高校1、2年生の有志16名で、近隣の小学校の児童と保護者をお招きして「発電の仕組みを知ろう!」というテーマで小学生向けの授業を行いました。
授業本番前日までたくさん準備をして仕上げました。対象が小学生ということで授業の一貫性や言葉選びに注意しながら、講義よりも実際に体験することを重視して「どんな授業を展開すれば小学生が聞きたくなるのか」をみんなで考えて授業を作成しました。
温暖化デモンストレーションでは前日まで成功も失敗も経験し、成功することを高校生一同みんなで願っていました!無事成功することができて本当に良かったです。

講義の部分では環境問題を扱い、「今自分の世界でどんなことが起きているのか」「そんな世界を変えていくためにはどうすれば良いか」をワークショップ形式で考えました。そして、発電の仕組みや電気が身近な部分でどのように利用されているかを参加者みんなで考えました。その後、現在の日本の発電方法を学び、エコな発電の体験に繋げていきました。

体験では「自転車発電」と「サボニウス型風力発電」を実施しました。自転車発電では、発電をして発生した電気をテレビに送り、一定量送ることができればテレビがつくような仕組みにしました。サボニウス型風力発電では、ポテトチップスの箱で作ったプロペラに風を送り、発電させ、豆電球がつくかどうかを体験してもらいました。この2つの体験から、小学生が「自分がどれだけの労力を使えばテレビや豆電球に電気を送ることができるのか」を学べるようにしました。全員が豆電球や自転車に電気を送ることに成功し、参加者のみんなが本当に嬉しそうで私たちも本当に楽しかったです。

次回は3月31日(日)の女子中フェスタにて、またさらにグレードアップした授業を高校生一同行いたいと思っておりますので、是非お越しください!お待ちしております!