高2「学びの履歴書」中間発表会

2024年02月24日(土)

２月24日（土）の１日を使って、高校２年生は「学びの履歴書」中間発表会を行いました。
卒業研究「学びの履歴書」は、富士見での学びの集大成として、高２から高３にかけて取り組みます。「自分は何に問題意識を持っていて、それに対してどう考えるかを、他者に伝える」活動です。そのため、自分の問題意識を明らかにし、自分の意見をつくることを重視しています。今回の発表会のあとは、これまでの取り組みを論文としてまとめます。
高２の１学期は、編集工学研究所の協力のもと「探究型読書」プログラムを実施し、本を使って考えを深めたり、関心を見つけたりして、情報を編集する力を培いました。そして、自分の研究テーマを見つけ、夏休みには3000字のミニ論文を執筆しました。そして２学期は、生徒と教員・外部の学生とで面談をしながら、アドバイスを受け、研究内容を吟味し、各自で調査を進めていきました。11月には近似するテーマの生徒５～６人で集まってグループ面談発表を行いました。
東京理科大学の学生、保護者、高校１年生、学びの履歴書を終えた高校３年生との活発なコミュニケーションから新たな気づきを得ることができました。
「探究を楽しんでほしい」という高校３年生からのメッセージを受け、引き続き論文執筆に向けて取り組んでほしいです。
（高２学年　下澤）