中１美術「デザインの考え方の学び」

2024年02月15日(木)

中学１年生の美術の活動をお伝えします。「形と色で構成しよう」と「マークのデザイン」という単元を通してデザインの考え方を学びました。

「形と色で構成しよう」は各自が形の面白いと感じた果物や野菜の１つをモチーフに画面構成を行います。モチーフをスケッチにて観察して形の魅力をさぐります。この単元は「情報の収集と取捨選択、整理」について学んでいます。形も情報です。魅力ある情報を発信するために何を捨てればよいか思考します。構成も、情報にまとまりの基準をみつけて整理していきます。活動した作品はラミネートしてコースターになりました。

「マークのデザイン」は、ペアになりお互いの所属している部活動をテーマにマークを制作しあいます。
この単元は「情報のリサーチとコンセプト設定」について学んでいます。相手の持つ情報をインタビューでリサーチします。「聴く力」も重要です。聴き出した中から何を魅力と捉えコンセプトに仕立てるか思考していきます。
活動の最中、お互いにコミュニケーションして活動を深めました。

どちらの課題もデザインの考え方を学ぶための単元です。生徒たちは情報に意味や価値を見出だしながら、形や色という視覚言語で魅力を表現してコミュニケーションしました。クラスメイトと楽しく活動する様子が見られました。(美術科　杉原)