高１美術「高大連携デザイン教育プロジェクト①」

2023年09月27日(水)

高校１年美術選択者は、「デザイン思考」を通した学びに取り組んでいます。この授業は高大連携デザイン教育プロジェクトとして、武蔵野美術大学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科（以下、略称：CIと表記）に連携協力をいただいて実施しています。

大学より、ＣＩ教授の井口先生とＣＩ講師の西山先生にお越しいただき、本日は導入として「デザイン思考」の「①さぐる、②きづく、③ひらめく、④つくる、⑤ためす」サイクルをダイジェスト版として体験しました。生徒達はペアワークで、お互いの「好きな食べ物・お菓子の食べ方をデザインする」ことを通してデザインサイクルを回しました。顕在化していない課題を発見するために、相手へのインタビューを元に、「インサイト（本当の困りごとや願望）」をみつめます。
今年度は、大学側の学部生と院生も単位認定される形のプロジェクト学習として連携してくれています。積極的に声かけをして対話しながら活動をサポートしてくれました。
本日は導入のため流れを知るところまでです。取り組みやすいテーマで生徒に分かりやすく【デザイン思考】を導入してくださり、楽しみながら活動していました。
次回以降は、４時間をかけて学部生と院生がデザインしてくれたプロジェクト内容を通して「デザイン思考」を深めるための活動を展開していきます。

本プロジェクトのプレスリリース
 武蔵野美術大学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科

本プロジェクトは、「創造的思考力」や「構想力」や「デザイン思考」について専門的な知見を元に教育活動を行われているCIとの連携により、生徒の「創造的思考力」や「構想力」や「デザイン思考」に対するより深い理解や内在化を促進することを目的としています。これからの生徒の前向きな変容が楽しみです。(美術科：杉原)