学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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中1美術「デザインを考える」

中学1年生は美術の授業で【デザインを考える】と題し、課題発見に取り組みました。

入学して初めて【デザイン】を扱うため、デザインについて目線合わせから始めました。各自がデザインと思うモノコトを持ち寄り、デザインとは何か考えていきます。

また、駅や電車内をフィールドに、個人で問題に感じる点をフィールドリサーチしてから集まりました。数名で共有してチームとしての課題を発見していきます。
つり革に焦点をあてるチーム、ホームに焦点をあてるチーム、電光掲示板に焦点をあてるチームと、「さぐる」ポイントも様々です。同じ焦点でも、どこを課題と考えるか「きづく」視点により焦点のあて方も様々です。

課題設定して問いをつくり、アイデアを発想、各チーム「ひらめく」ための対話を繰り返します。
伝えたい気持ちが、身振りや手振りなど様々な手段でコミュニケーションさせます。

中には、プロトタイプを作って「ためす」チームも自然と出てきました。電車とホームの間にある隙間を埋めるのに適した材質は何か、身近なスポンジなどを使い簡易にプロトタイピングして検証していました。

最後は全チーム、2分間で自分たちのデザインをプレゼンテーションしました。
振り返りで、今回の学びを自分なりに整理して経験化しました。経験から自分なりに【デザイン】を捉えていっている様子が見られました。(美術科 杉原)