社会連携「練馬区立美術館×富士見中学校高等学校」
2023年05月27日(土)
練馬区立美術館と社会連携プロジェクトに取り組ませていただいています。
2024年1月に行われるアートマルシェでの映像作品の上映に向けて動き出しました。
美術館からの呼びかけに、高2から中1の56名の生徒たちが有志として集まってくれました。美術館学芸員の方のサポートをいただきながら創作に取り組みます。
プロデューサーとして、アーティストの山本高之さんも携わってくださいます。
映像作品を創ることや社会に向けて上映することは決まっていますが、その他の全てはこれから生徒たちが対話しながら創っていきます。
先日キックオフミーティングが開かれました。生徒たちは輪郭の定まっていない未来にワクワクとドキドキを感じながらそれぞれの視点で考え始めています。
創造はそもそも正解のない問いであり、容易には答えのでないモノコトです。世の中には、このようなモノコトが沢山あり、そこでは、じっくりとそのモノコトに向き合う力が求められます。生徒たちはまさにネガティブケイパビリティを発揮する機会にいます。
ミーティングでは、美術館からプロジェクト背景や詳細の説明、山本さんの活動共有を通してプロジェクトへ向き合う心持ちのヒントをもらいました。
映像は練馬の特色を反映させて「特撮」「ヒーロー」ものにしようという話になってきています。生徒たちが「ヒーロー」からどのようなモノコトを創造していくのか、これからが楽しみです。(美術科 杉原)