高３美術【座る×？のデザイン】

2022年11月24日(木)

高校３年生の美術選択者は、【座る×？のデザイン】と題して、座りをサポートするモノコトのデザインをチームで行っています。
本単元は１学期から継続して行っている、デザインの最終課題です。「座る」ということから思考し、各チームの目的に合わせた椅子のようなモノコトを構想してプロトタイプしていきます。

「座り方」も様々あります。同様に「椅子の在り方」も多種多様です。椅子から発想するのではなく、目的から在り方を考え、付加価値も掛け合わせながら、結果として「椅子のようなモノ」が出来上がりました。

生徒たちは、取り組む過程で、様々なチームワークを発揮しました。構想の段階はもちろんのこと、制作の段階でも、具現化されていくモノを前に、より意図にあった使い心地や体験価値を提供できるように話し合いながら試行錯誤していました。始めは180cm×90cmの段ボールを前に唸っていた生徒も、具現化したプロトタイプに実際に座った時は満足そうでした。
今学期末に行う高３芸術合同発表会でお披露目です。
プロトタイプを体験してもらいフィードバックを得て、また思考したいと思います。(美術科　杉原)