学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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高1美術選択【表現探究】

高校1年生の美術選択生はリンゴをモチーフに様々な見方・考え方を体感しながら表現探究を行っています。
まずは油絵具でリンゴを【描く】ことから始めました。
次に対象をどのような見方で表すことができるか視点を考えました。「重さ」や「ものがたり」や「味」など色々な視点がでました。そこから、美術寄りの見方を通して視覚言語を深めていきます。

糸を使って【線】を、ペインティングナイフを使って【面】を、爪楊枝を使って【点】を扱い、【形】を3つの見方で深めました。
【色】では、リンゴの皮をサンプリングするように並べることで色の細かな差異に目を向けました。
一口に赤と言っても、こんなにも色は多彩なのかと驚かされます。

続いては、【オノマトペ】でリンゴの【音】を表現します。イメージをいかに視覚伝達するか、生徒の柔軟な発想力が見られました。
こうして、対象を様々な見方・考え方で表現しながら、モノコトを多角的に捉える力も深めていきます。リンゴをモチーフに、他のモノコトが対象でも同じように見方を広げ深めていくための考え方の体得を目指します(美術科 杉原)