高3芸術合同発表会
2021年12月11日(土)
高校3年芸術選択者は合同発表会を行いました。
音楽は講堂にて発表会を行いました。合唱では曲の印象に合わせた優しいハーモニーが美しく響きました。ピアノや指揮も生徒が行い、まとまりある活動を見せてくれました。
美術・書道は活動を展示形式で発表しました。
美術では、自主課題制作(テーマに対する解釈を表現する活動)で「自由」について表現しました。
また、スツールデザインの強化段ボールによるプロトタイプや陶芸なども展示しました。
書道では、高1・高3で学んだ様々な作品を通して身に付けた技法や感覚を生かして、自分の想いを表現しました。自分なりに創作された書は、一作集中、想いや時間の凝縮された作品でした。
生徒たちはそれぞれの選択した科目を通して【芸術】について感じ考えたことを最後にまとめました。
一部ご紹介させてください。
「-豊かさ-
なくても生きてはいけるけど、人生を豊かにしてくれるものだと思う。同時にある程度の豊かさも必要なのかなと思う。」
「-自己と外界を繋ぐもの-
音楽美術書道のどれをとっても、自分の中にある感性・考え方・気持ちなどを自分を通して外に発信し、それを相手が受け取ることで成立するものだと思う。」
「芸術とは何かをつくり出すことだと思う。芸術性というのは芸術に限らず、例えば、文章を書く時にもきれいな文章を書く上で必要であり、数式を書く時にも必要だと思う。そういう意味で言えば、芸術とは自分で考えて何かをつくり上げることだと思う。」
「自分自身の姿や考え、アイデンティティを表現することのできる場。芸術は自己完結するというより、他者に対して作品を見せ自分の想いを表現し働きかけることによって成立していくものだと考える。」
(芸術科:杉原)









