中１美術【マークデザイン】

2021年11月30日(火)

中学１年生は美術の授業で「マークデザイン」に取り組みました。この課題は、ペアを組み、相互にクライアントとデザイナーの役割を行います。テーマは相手の生徒が所属している部活動です。テーマが自分ではなく他者にあることで、相手のことを想いながらデザインに取り組むことができたようです。まずはインタビューを行い、相手から情報や想いをリサーチします。そこからワークシートへアイデアを複数考え、一度相手に見せてヒヤリングを行います。相手の話をしっかり聴くことが大事で【聴く力】にも向き合いました。作品として表現した後は、相手にプレゼンテーションを行い、評価をしてもらいます。相互評価を踏まえて、自己評価をすることで、より自分の活動を振り返ることができたようです。
振り返りの中で「この学びを通してデザインをどのようなものだと感じ考えましたか」という問いに、「デザインとは何かを頑張ってよく見せるという物では無く、その物の良さ、価値などを表す為にある物だと思います。自分が本当に思っている事、感じている事を表すことで、人の心を動かす事が出来る、それがデザインだと思いました。」と答える生徒もいました。１学期にも同様に「デザインの解釈」を問う質問をしたのですが、本課題でも変容が見られたようです。
次なるデザイン課題で、彼女たちがどのような気付きを得てどのように変容していくのか楽しみです。
今後もデザインを通した学びを深めていきます。 (美術科：杉原)