中学１年【デザイン】

2021年07月03日(土)

中学１年生は、美術の授業でデザインを通して探究活動を行いました。
『つり革的な何かのデザイン』という単元名で少人数チームを組み、つり革の課題解決を考えました。
美術科では、デザインを『目的の為の計画と行為』として捉えており、中１生も、『課題解決のためのアイデアの思考とクラスメイトへの共有』を行いデザインに取り組みました。

ワークシートを使いながら、個人→チームの順番で思考していきます。課題の設定として、『どのターゲット』の、『どのような課題』に向き合うか、問いの設定から始めました。続けて、現状のつり革についての情報を集めたりしながら問題点を分析します。チームで改善アイデアを考え、最後はプレゼンテーションで表現しました。プレゼンテーション時はiPadでプレゼンボードや試作品を映しながら、工夫して伝えようとしている姿が見られました。

チームによっては、つり革の果たしている意味を考え、つり革とは異なるアイデアを提案してくれた班もありました。また、つり革が席に沿って付いていることで、通路中央の人がつかむことができていない点に着目して、『車両の真ん中にポールを立てつかまれる場所を増やす』案を提案してくれたチームもありました。（美術科　杉原）