学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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高1 SDGs探究⑮

貧困をなくそうジェンダー平等を実現しよう海の豊かさを守ろう

高校1年生SDGs探究では、自分たちで課題をみつけて解決にむけてチームで活動しています。高1のすべての班が意気込みや報告をしますのでご覧ください。  

目標1 「貧困をなくそう」1班
私達は日本における子供の貧困について活動をしています。普段私達が貧困を感じる機会はあまりありません。しかし、日本では実際7人に1人が貧困で苦しんでいます。そこで私達は日本における子供の貧困を改善しようと思っています。その為に、より多くの人に現状を知ってもらい、皆で意識を変える事で改善に向かっていくと考えました。その第一歩として、富士見生を対象に貧困に関するアンケートを実施しました。目的は、貧困問題について同世代の学生はどう認識しているのかと、私達がどのように行動する事で問題解決に貢献出来るのかを知る事でした。その結果として、回答者の7割が貧困問題を身近に感じていない事が分かりました。この結果を受けて、私達はポスターを学校内に掲示して正しい知識を身に付けて欲しいと思っています。少しでも貧困問題が改善されるように私たちにできることを見つけて実行していきます。(目標1・1班)

目標5  「ジェンダー平等を実現しよう」 11班
私たち高1SDGs目標5番、11班は、日本で男女平等社会を目指すために、私たちが身近にできることは何か考察してきました。特に、日本では労働における男女格差問題があり、これからの労働を担う世代である私たちは、この問題に深く興味を持ちました。男女における労働格差の主な原因は、女性の非正規雇用率が高く、賃金が低い傾向にあることと、男性の育児休業取得率が低く、夫婦で家事・育児を行うのが難しくなっていることにあります。労働における権利が男女共に保障されていないことが、日本の男女平等社会の形成を妨げていると言えます。この問題を解決するために私たちができることは、「同世代の多くの人に格差の現状を知ってもらう」ということだと考え、私たちは富士見の校内にポスターを掲示することにしました。ポスターを多くの人に見てもらえると嬉しいです。富士見生の保護者の方や、外部からお越しの方も、機会があれば、ぜひご覧になってください。(目標5・11班)

目標5  「ジェンダー平等を実現しよう」 10班
私たち目標5の10班は、SDGsで掲げられている17個の目標のうちの5番目「ジェンダー平等を実現しよう」に着目し、なかでも「女性の社会進出」をテーマとして活動しています。女性の社会進出が進まない原因のひとつとして、私たちは男性と女性で家庭内の家事・育児の負担の差が原因であると考えました。そこで第一段階として、どのくらい男女で負担の差があるのか、また、そのような差が生じてしまうのはなぜなのかなどの詳しい原因を調べるために、これからアンケートを発信したり、幼稚園などの子育てに関わっている施設にメールをするなどで調べる取り組みを行なっていこうと思っています。皆さんもぜひ身近なところに男女不平等がないか、自分はどのようなステレオタイプ(固定観念)を持っているのかを考えてみてください。

目標14 「海の豊かさを守ろう」2班
わたしたちは、今の海洋汚染を緩和させるために、活動しています。この活動を始めるにあたって、さまざまな人の海洋汚染に対する意識の調査のためにアンケートをとりました。その結果、まだ海洋汚染を身近に感じられていない人がいたため、ポスターを作り、掲示しました。掲示したポスターには、海の現状とわたしたちにできることを記載しました。今後は事後アンケートをとり、ポスターの掲示による効果を調べたいと思います。このポスターにより海洋汚染に関心を持つ人が増えてくれると嬉しいです。(目標14・2班)

アンケート結果は目標5の11班のものです。