学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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高1 SDGs探究⑭

飢餓をゼロに質の高い教育をみんなにジェンダー平等を実現しよう

高校1年生SDGs探究では、自分たちで課題をみつけて解決にむけてチームで活動しています。高1のすべての班が意気込みや報告をしますのでご覧ください。  

目標5 「ジェンダー平等を実現しよう」4班
私たち、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の4班は、「スポーツにおけるジェンダー平等を実現するためには」という問いを掲げ活動を行なっています。私たちは主にアンケートやインタビューといった、「人に聞く」という形でこの問いと向き合っています。まず、Googleフォームを用いて学校内にてアンケートを行いました。そこで、身近なところでのスポーツにおけるジェンダーの認識を確かめました。 その後、実際の当事者の方や関係者、医療従事者の方に範囲を広げてインタビューを行うことでさらに視野を広げました。この問題は、答えが明確に出るものではないと私たちは考えています。自分自身が行える活動も少ないと考えています。しかし、少しずつ理解を深め、周りに知ってもらうということが大切だと思い、それを意識して活動しています。そして、結果的に、当事者の方が心地よく自由に楽しくスポーツできる社会になってほしいというのが、私たちの願いです。(目標5・4班)

目標2 「飢餓をなくそう」3班
私達は、飢餓の活動を知ってもらうことをテーマに活動しています。まず初めに、富士見生が飢餓に対してどのようなイメージを持っているのかを知るため、アンケート調査を行いました。(回答215件)その結果、「日本では飢餓が深刻な問題だと思うか」という質問に対し約75%の人が「あまりそうは思わない」と回答しました。また、「飢餓削減のための活動(フードドライブや子ども食堂、募金など)を一つでも知っているか」という質問に対し約60%が「知っている」と回答したものの、「それらの活動に参加したことはあるか」という質問に「ある」と回答した人は約20%にとどまりました。この事から、活動自体は知っていてもそれが具体的にどのようなものなのか知らなかったり、行動に移すということに壁を感じてしまったりする人が多いと分かりました。そこで、私達は飢餓の活動の種類、また、練馬区ではどのようなところでそれらの活動が行われているのかをまとめたポスターを作りました。飢餓の活動の中には学生である私達でも気軽に参加できるものもあるため、「私もやってみようかな」とより多くの人に思ってもらえれば良いなと思います。日本は一見裕福な国に見えますが、飢餓に苦しむ人々は決して少なくはありません。飢餓についての知識・理解を増やし、一人一人の意識を変えられるように今後も活動していきたいです。(目標2・3班)

目標4「質の高い教育をみんなに」3班
私たちは日本や世界で起きている「教育格差」をテーマに活動をしています。誰かにとって当たり前にする「勉強」は、誰かにとっては当たり前では無いかもしれません。色々な視点から教育格差に関するの問題を見てみると私たちの知らないところでたくさんの問題が起こっています。また教育格差についての問題は貧困国に起こりやすいのでは等という印象がある人もいると思いますが、それは世界中どんな国にもあります。もちろん日本にもたくさんあります。私達は、今回SDGsの4の教育格差について着目しましたが、教育格差だけでなく女の子への教育、いじめ、子供の学力低下などまだまだ問題が山積みです。その中でも教育格差について着目した私達が出来ることは、本や映画、インターネットなどで世界や日本の教育について興味を持ち、現状を知ることや教育支援の活動をする団体に募金をすることなどです。こんなちょっとしたことでいいのかと思う人もいるかもしれませんが、こういったちょっとしたことが積もることによって教育格差はどんどん無くなります。他人事だと思わず、一人一人が協力的に行動を行っていけたら良いなと思いました。(目標4・3班)

目標15「陸の豊かさも守ろう」2班
私たち目標15「陸の豊かさも守ろう」2班は、「減少傾向にある身近な動物を守る」ことをテーマに活動しています。今、絶滅危惧種は人間による乱獲や環境破壊による生息域の減少などの様々な原因から増加しています。夏休みのレポートではそれらの原因を解決する方法や絶滅危惧種に関する法律などについて調べました。しかしその結果、実際にそのために行動しているのは大きな自治体や国であり、私たちに協力できることが少ないことを知りました。そこで、私たちはまず減少傾向にある動物から知ること、知ってもらうためにポスターを製作しました。私たちたちが思っていた以上に多くの動物が問題に直面してしていました。私たち人間が原因にあることも多く、それまでは他人事に感じていた点もありましたが、より身近な問題として受け止められるようになりました。今後は学校で募金活動をしたいと思い、さまざまな企業や自治体の取り組みを調べています。また、少しでも多くの方々に身近な動物の減少に興味を持ってもらうために、アンケートも実施する予定です。少しでも動物たちの役に立てられるように行動したいです。(目標15・2班)