学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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高1 SDGs探究⑨

ジェンダー平等を実現しようエネルギーをみんなにそしてクリーンに人や国の不平等をなくそう

高校1年生SDGs探究では、自分たちで課題をみつけて解決にむけてチームで活動しています。高1のすべての班が意気込みや報告をしますのでご覧ください。
  
目標5「 ジェンダー平等を実現しよう」7班
私たちはジェンダー平等を実現するためにジェンダー問題を身近に感じてもらう必要があると考えています。ジェンダー問題といっても男女不平等やLGBTQなど様々な問題がありグループ内でもテーマが違いましたが、特に学生に向けて「ジェンダー問題を認識し身近に感じてもらう」ために活動しています。そのために今は中学生や高校生に向けてジェンダー問題についての理解度や性に関する固定観念がどのくらいあるのかアンケート調査をしています。今後はアンケート調査を踏まえ、性に関する固定観念や身近にある男女不平等について伝え、自分自身の知らなかったジェンダー問題に気付いてもらう機会にしたいと思っています。皆さんも身近なところに男女不平等はないか、自分はどのような性の固定観念を持っているのか考えてみてください。(目標5・7班)

目標7「 エネルギーをみんなにそしてクリーンに」2班
私達目標7の2班は、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」という課題の中でも、再生可能エネルギーである小水力発電の普及をテーマにして調べています。調べていくうちに、普及率の低さの一因は人々の小水力発電の認知度も関係するのではないかと考え、富士見生にアンケートを取ったところ、現時点で集まった回答のうち約75%の人が小水力発電を知らないと答えていました。今後は、このような状況を少しでも改善する為にまずは校内での関心を高めようと、水力発電についてついて書いたポスターを各学年の共有スペースに掲示する予定です。また、小水力発電についての知識を深めるために、日本と似た地形で小水力発電または再生可能エネルギーの普及率が高い国の取り組みや、小水力発電導入による電力の地産地消を進めていく上での課題やその対策を、小水力発電の海外事業や導入を推進している企業にメールで質問をしたいと考えています。目標7は募金活動などすぐに貢献できる活動が少なく、自分達の活動を考えるのが難しいと感じることもありますが、調べた事や聞いた事から、自分達が出来る活動をさらに考え、普及に少しでも貢献できるように頑張ります。(目標7・2班)

目標10「 人や国の不平等をなくそう」3班
私たち目標10の3班は「どうしたら人種差別をなくせるか」を考えました。まず、日本にある人種差別、えたひにんと海外にある人種差別、黒人差別問題に注目して調べることにしました。奈良県立同和問題関係史料センターに、現在被害に遭われている方の人数、年齢層、内容の3つの質問をしたいと思っています。次にアメリカにあるナショナルシビルライツ博物館という黒人差別についての博物館にメールを送る予定をたてました。ここでは海外特有の差別問題があるのかなど聞こうと思います。アンケートをして、黒人差別について知ってる人が多かったですが、なくなると思っている人が少なかったということがわかりました。また、同和問題について質問したところ、知らない人が多かったので、どういうことが問題になってるかについても調べたいと思います。(目標10・3班)

目標10「 人や国の不平等をなくそう」4班
私達4班は目標10「人や国の不平等をなくそう」について少しでも貢献できるよう取り組んでいます。単に不平等と言っても様々な不平等があるので、その中でも外国人雇用に焦点を当てて調べています。現在日本では外国人雇用の優先度を高く考えている企業とそうでない企業の二極化が進んでいます。そこで、外国人雇用を取り入れるメリット、デメリットを調べるため先生方に身近な人で外国人はいるか、その友人は日本で働いているか等のアンケートをとりました。その上で実際にインタビューをし、より詳しくお話を聞けたらなと思っています。また、外国人雇用を積極的に行なっている企業の方にもメールをさせていただきお話を伺う予定です。外国人雇用について調べていく中で自然と人種差別等の問題も見えてくると思うので幅広い視線で私達に今出来る事は何か、考えていこうと思います。(目標10・4班)