貫井図書館にSDGｓ特設コーナー設置

2019年09月26日(木)

高校1年生は、探究活動でSDGsについて取り組んでいます。授業では、SDGsの17の目標の理解を深めた後、同じ目標に興味があるメンバーでチームを作り、夏休みには、それぞれで自分たちにできることを進めてきました。
以下は、今回の貫井図書館特設コーナーのアイデアを実現させた生徒からの紹介文です。

私たちは、目標10の「人や国の不平等をなくそう」を中心にアイディアを考えました。そこで「フェアトレード」に着目し、調べていく中で“日本は海外に比べてフェアトレードやSDGsの認知度が低い”という問題に着目しました。この問題に対して実行したアイディアの一つを紹介します。
「貫井図書館に特設コーナーを設置すること」です。
SDGsやフェアトレードをあまり知らない人に知ってもらいたい！と考えたのがきっかけです。図書館は多くの人が訪れる場所なので、もし図書館にSDGsやフェアトレード関連の本が集まっているコーナーがあれば、知ってもらう機会になると考えました。貫井図書館の館長さんや職員の方のご協力もあり、実現させることができました。
このコーナーの設置にあたり、自分たちでポスターを作ったり、SDGsとフェアトレードに関連する幅広い種類の本を新たに増やしていただいたのでこれを見て、興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。
高校生の私たちが、SDGsの課題に対して行動を起こせたということが新たな一歩だと考えています。
国連を初めとする世界の動きやニュースに興味を持っていきたいと思います。

9/25〜10/27
練馬区立貫井図書館入り口付近

【補足】
・目標10「人や国の不平等をなくそう」
　世界の人と人、国と国のそれぞれの間にある格差と不平等を無くすことを目指している。
・フェアトレード
　地域社会や環境を守りながら、今も残る不平等な貿易を公平にし、特に開発途上国の生産者が貧困から脱却できるよう目指す仕組みのこと。

みなさんもこの機会に是非、貫井図書館に足を運んで特設コーナーをご覧ください。（高１学年　岩堀）