高2体験学習 沖縄
2026年05月19日(火)
高校2年生は北海道・宮城・沖縄の3コースに分かれ、体験学習を実施しました。
今回は「東京からは見えにくい沖縄の側面を知る」をテーマとした沖縄コースについてご紹介します。
1日目は、琉球大学にて循環型養殖について学びました。循環型養殖とは、魚の排せつ物や残餌を農業の資源として再利用し、水や栄養を循環させながら環境負荷を抑える、持続可能な農水一体型の養殖方法です。琉球大学で行われている研究についてお話を聞き、実際に研究施設を見学しました。生徒たちは疑問に思ったことを積極的に質問し、大学の先生や学生の皆さんのお話から多くの学びを得ているのが印象的でした。
2日目は、嘉手納基地の近くに位置するコザの街にある「ラグーンコザ」を訪問しました。ラグーンコザは、コザを拠点に、起業支援や地域課題の解決、多様な人々の交流を通して新たな価値の創出を目指すスタートアップ支援施設です。琉球大学に在籍しながら実際に起業されている方や、これまで多くの会社を立ち上げてこられた方をお招きし、アントレプレナーシップや沖縄の産業について考えました。午後は、ガイドさんと一緒にコザの街を巡り、米軍基地がある地区で暮らす人々の生活やその歴史について理解を深めました。
3日目は、午前に沖縄アクターズスクールを訪れ、沖縄芸能の歴史について学ぶとともに、デビューされているスクール生の方と一緒にダンスを楽しみました。アクターズスクールの「教えない指導法」を体験する中で、ダンスの型ではなく、心から湧き上がる思いを表現することを実感しました。国際通りで昼食と買い物を楽しんだ後は、エイサー会館を訪れエイサーについて学びました。実際に太鼓を手に踊り、どの生徒も掛け声や踊りに一生懸命取り組んでいました。
4日目は、宜野座村を訪れ、ガイドさんの案内を聞きながら漢那ビーチや宜野座スタジアム、米軍基地のゲートを見学しました。その後、宜野座高校の皆さんと、宜野座村の生活について意見交換を行いました。実際に村で暮らす高校生が、どのような気持ちで生活しているのかを知ることができました。意見交換後も、積極的に交流を続けていた姿が印象的でした。
4日間の体験学習の中で、観光だけでは決して知ることができない、沖縄の歴史や文化、産業、そして人々の暮らしを学ぶことができました。沖縄を多角的に捉える今回の学びは、生徒たちにとって、社会の課題を自分ごととして捉え、他者とともに未来を考える貴重な機会となりました。(高2学年 山内)










