東京理科大学 化学実験講座
2026年03月23日(月)
東京理科大学 葛飾キャンパスにて、中学3年生から高校2年生を対象とした化学実験講座を実施しました。
本講座は、工学部 工業化学科 杉本裕教授と研究室の学生の皆さんのご協力いただき、実現しました。
はじめのガイダンスでは、東京理科大学に関する説明や、工学部 工業化学科が目指す教育・研究の方向性、そして学生がどのように学びに取り組んでいるかを知ることができました。「“ものづくり”で持続可能な社会の実現に貢献する」という言葉が生徒の印象に強く残ったようです。
その後、学食で昼食をとりながら、富士見を卒業後に東京理科大学に進学した先輩から、大学生活について話を聞くことができました。
続いて行われた実験では、日頃の授業では経験できない専門的な4種類の実験を行うことができました。
1)架橋ポリアクリル酸ナトリウム(おむつなどに使われる吸水性の樹脂)の合成と吸水性の評価
2)フェノールフタレイン(酸・塩基の指示薬)の合成
3)フェノール樹脂(鍋の持ち手やIC基盤に使われる樹脂)の合成
4)アルコールとナトリウムの反応、水とナトリウムの反応の観察
最後に、杉本教授より研究に関するお話を伺いました。現代社会が抱える課題について理解を深めながら、杉本教授が将来的に実用化を目指している「二酸化炭素とエポキシドからつくられる脂肪族ポリカーボネート」を実際に見せていただきました。生徒たちは、エネルギー問題・環境問題を解決することの難しさや研究開発に伴う現実的な課題を理解しながら、化学が社会に貢献する学問であることを実感していました。(高大連携委員 山内)







