福島にある『ブリティッシュヒルズ』での２泊３日の研修に高１と高２の生徒たちが行ってきました。『ブリティッシュヒルズ』はイギリスのビレッジがそのまま移動してきたような空間で、イギリスらしい雰囲気を味わいながら、英語研修や英語での生活体験ができる施設です。レセプション、チェックイン、お店でのやり取り、そして食事の説明も全て英語になります。学校の授業とは違う日常でのやり取りに、最初は生徒たちも戸惑っていましたが、英語を話さないと先に進まない！ということで、気持ちを伝えようと頑張っていました。

レッスンはグループワークが中心ですが、グループ内でも英語でコミュニケーション！と先生がチェックしているので、徐々に生徒たちも英語で話し合うようになって、研修が終わる頃には英語を話すこと、英語で考えや気持ちを伝えることが怖くなくなって『楽しい！』に変わっていったようです。生徒たちに人気があったのは、「サイエンスチャレンジ」という４階から落としても卵が割れないように風船や紙、テープなど限られた材料を使って卵が乗る宇宙船を作るという授業でした。６組中２組だけしか成功できませんでしたが、どのグループもとても真剣に卵が割れない工夫を話しあっている様子が印象的でした。一番人気だったのは「スコーン作り」で、英語でレシピや作り方を教わって、ほとんど生徒が初めてのお菓子作りでしたが、上手に焼き上がり、美味しくいただきました。

あっという間の３日間でしたが、参加した生徒たちからは、『いつもは使わないくらい英語を使いました』『不安だったのですが、英語を話すことが楽しいと思い、積極的に話すことができました。』『英語への苦手意識が減りました。』など、楽しいだけではない前向きな感想を聞くことができて嬉しく感じています。この体験をきっかけに英語や世界に更に興味を深めてくれればと期待しています。（グローバルセンター　伊藤）