日本の大学や大学院で学ぶ留学生との交流いベントを行いました。中学生編と高校生編に分かれて、それぞれのレベルで、楽しく英語で交流ができたようです。

『中学生編』は、中学生５～６名が1グループになって、ローテーションで３か国の留学生と交流しました。留学生は自分の出身国の文化や伝統的な遊びについて英語で説明してくれるのですが、参加者のほとんどが中学1年だったので、その英語レベルに合わせて、ゆっくりはっきりと英語を話してくれました。出身国の異なる5名の留学生たちがグループを回ってくれるので、生徒たちは3か国を旅行したような気分でそれぞれの文化を知ることができました。留学生たちは、自国のお金や工芸品などを見せてくれたり、ダンスや昔ながらの遊びを教えてくれて、生徒たちはいろいろな体験ができたことがとても楽しかったようです。

『高校生編』は、２～３名の高校生が１名の留学生と会話をしていきます。日本の大学で学ぶ留学生たちから、留学した理由や目標、将来についてなど、自分たちが進路を考える時のヒントになるような話を聞いて、質問をしたり自分の考えを伝えてみたりと、生徒たちは興味津々な様子で英語での会話が弾みました。生徒たちはローテーションで３か国の留学生と話をしました。出身国によって留学や進学についての考え方も異なりますが、生徒たちが良く知る日本の大学でそれぞれの留学生が学んでいることもあり、更に関心が高まり、笑い声と会話する声に包まれた賑やかな時間を過ごしました。

富士見では、このイベントのように日本の大学で学ぶ留学生との交流＆グループワークのプログラムを中学1年と2年で学年全員参加で実施しています。日本に居ながらにしていろいろな国のことを知る、またその国の留学生から生の情報を教えてもらい、生徒たちにとって世界＝グローバルを肌で感じる素晴らしい機会になっています。中学生にとって英語での会話は難しいですが、単語だけでも文法が少し間違っていても、相手に伝えたいと思う気持ちが大切だということを実感、また自分の言葉が相手に通じた時の喜びから、英語への興味や意欲が高まってくるようです。こうした世界とつながる機会やキッカケをたくさん作り、生徒たちのグローバル力を高めていきたいと思います。（グローバルセンター　伊藤）