中2美術【キュレーション(外部講師を招いて)】
2025年12月03日(水)
中学2年生は美術の授業で、外部講師をお招きして「キュレーション」に関する学習を行いました。中2美術では、美術史上のアートを題材に、鑑賞を通した学びを行ってきました。そのまとめとして、各自でテーマ設定した企画展のキュレーションを行います。本時は導入として、川村先生にお越しいただき、キュレーションについて体験を通して考えました。
川村先生から、作品をみる際に、知識より問いを持つことはより大切であると教えていただきました。問いを持つとは、疑問を持つこと、言い換えると「対象に興味を持つ」ということであると。
グループワークでは、複数の作品の中から3点を自分達なりの繋がりで選ぶ活動をしました。あるチームは、ファッション、建築、茶器を選び、「衣食住」という繋がりを発表してくれました。
キュレーションとは「他者理解」であり、「繋がりをつくり、新しい魅力を発見して共有すること」だとメッセージしてくださいました。そう考えると、人と人を繋ぐことも、何かの役割と別の役割を繋ぐこともキュレーションであり、様々な関係性をつくる場で活かすことのできる大事な考え方を学びました。(美術科 杉原)
川村一雄氏(外部リンク)










