学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

西武池袋線中村橋駅徒歩3分 西武池袋線中村橋駅徒歩3分

東京電機大学連携プログラム パスタブリッジコンテスト キックオフ

富士見では、家庭学習日にも生徒たちが主体的に学びを深められる機会を積極的に設けています。

7月19日(土)には、東京電機大学との高大連携プログラム「パスタブリッジコンテスト」のキックオフイベントが開催されました。
「パスタブリッジ」とはその名のとおり、乾燥パスタを接着剤で組み合わせて橋を製作し、その強度や美しさを競う取り組みです。細くて折れやすいパスタも、構造を工夫することで驚くほどの耐久性を持たせることができます。
このプログラムは今年度で2年目を迎え、昨年度の経験を踏まえ、さらに高い完成度を目指して再び参加する生徒も見られます。

製作に入る前には、東京電機大学 未来科学部 建築学科の笹谷眞通教授に「モノをカタチにする」というテーマでご講演いただきました。身近なモノに着想を得ることの大切さや、実際に手を動かして試行錯誤することの重要性について学ぶ貴重な機会となりました。

キックオフ後は、多くのチームが早速製作に取りかかりました。橋の構造について調べたり、自分たちなりの仮説を立ててスケッチを描くなど、それぞれが工夫を凝らして取り組んでいます。中学1年生から高校2年生までの生徒や保護者が物理室に集まり、活気あふれる雰囲気の中で製作が進められています。

今週末には、構造部門と芸術部門の2つの視点から作品の審査が行われる予定です。
生徒たちは橋の「強さ」と「美しさ」の両立を目指し、試行錯誤を重ねながらチャレンジを続けています。(高大連携委員会 山内)