高3 石井さん ゴールドリボンウオーキング開会式
2025年05月14日(水)
本校の高校三年生 石井さんの活動についてご紹介します。
石井さんは中学生のときに小児がんを患い、1年間の休学・闘病ののち、復学しています。現在は探究・慈善活動の一環として、「小児がんの認知」を目的とした活動をしており、多くのイベントで活躍しています。
4月19日(土)には、小児がんのチャリティーイベントであるゴールドリボンウオーキング2025の開会式にてスピーチを行いました。
以下は本人からのメッセージです。ぜひご覧ください。(高3 山内)
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初めまして。こんにちは。石井です。
私は、中学2年生の時に小児がんに罹患しました。
その時の経験から、現在、小児がんの啓発活動に取り組んでいます。
きっかけは、富士見での探究の授業でした。
今までは、病気だった自分の過去に対して、とても消極的で、自分の経験を語る事は、私にとって勇気のいることでした。
ですが、探究の調べ学習で色々な先生方に興味を示していただき、病気になった過去の経験を話すことの大切さを感じました。
私の探究のテーマの「長期入院の子どもたちのための心理的なケアとは」を調べていく中で、小児病棟の入院環境の改善が必要であると、考えるようになりました。
そして、小児入院環境改善についての要望書を、内閣府 穂坂泰副大臣と厚生労働 仁木博文副大臣へ提出いたしました。
また、小児がんを知らない人が沢山いることにも気付かされ、小児がんのチャリティーイベントのゴールドリボンウオーキングの開会式に経験者スピーカーとして登壇しました。
このような活動が出来ているのも、富士見の先生方に支えられているからだと思っております。
これから富士見に入ってくる方も、富士見で活動の輪を広げてください!
富士見生一同お待ちしております。


