学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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ダンス部 全国コンクールで活躍

中高ダンス部が11月23日に第77回全国中学校高等学校ダンスコンクールに参加し、以下の成績を収めました。


*中学校ダンス部
 作品名:脈動する...  準入賞1位(第4位)

*高校ダンス部
 作品名:『分身』   優勝2位(第2位)



中学ダンス部 部長コメント:
 中学生の作品「脈動する・・・」は、私たち人間の体が血管を通って血液が流れるように、植物も脈を通って栄養が循環していく様子を表した作品です。
 大会までで1番力を入れたことは、作品のイメージや空気感を作ることです。人間ではなく植物を表すので、人間味をなくした動きと植物の成長している姿や栄養が循環している様子を想像して何度も通し練習を行いました。また、このシーンではどういうことを表しているのか、表したいのか、表情や目線などでも伝わり方が変わるので、一つ一つ統一していきました。
 大会を終えて、ここまで約1年間かけて作り上げてきたこの作品と、一緒に頑張ってきた自分や仲間を誇りに思うと共に、優勝に届かなかった悔しさもあります。ただ、夏の悔しさや後悔を晴らし、この大会が全員の自信に繋がったことは確かなので、また来年の大会に向けて気持ちを改めて練習に励みます。


高校ダンス部 部長コメント:
  今年は、『分身』という作品で大会に出場させて頂きました。
 この作品は、ドストエフスキーの「分身」という本を題材とした作品です。今年の春から約8ヶ月間、高1高2で創り上げて来ました。
 大会出場にあたり、どう表現をすれば作品がより良くなるか、見て下さる方々に感情が伝わるか、日々研究を重ねて参りました。具体的なイメージを全員で深く掘り下げて、目の開き方、口角の上げ具合、顔の角度や眉毛など細部まで拘り、迫力を出すため、感情を発散させるところで声を出すなど練習を工夫致しました。
 この作品を創り上げ、第2位という素敵な賞を頂けたのは、私達を支えてくださった、コーチ方、先生方、先輩方、後輩、家族そして応援してくださった全ての方々のおかげであると、改めて感じております。特に顧問の先生方を始め、私達が目標に向かって一生懸命部活動に取り組める様な環境を与えてくださった先生方がいて下さったからこそ、私達は大会に出場することも、全力で練習に臨むことも出来ました。この『分身』という作品は、私達はいつ誰が自分を見失って、自分で自分を追い詰めるようなことが起きてもおかしくない社会で生きているということを伝えたい作品です。しかし、この先その様な苦しいことがあっても、今年こんなにも支えて下さった方々がいるということを思えば、強く生きれられる気がします。
 全ての方に感謝し、この経験を踏まえ、今後も頑張って参ります。本当にありがとうございました。


(ダンス部顧問:髙橋)