ターム(学期) 留学帰国生による留学報告会
2024年11月16日(土)
富士見では、高校1年の希望者を選抜し、ニュージーランドとオーストラリアでターム留学(1学期間の留学)を実施しています。今年度はニュージーランドで6名、オーストラリアで5名が現地の高校で約3ヵ月の学校生活を体験しました。初めての家族と離れての生活で、学校での勉強はもちろんホストファミリーとの生活でもいろいろな壁を乗り越えて「笑った!泣いた!留学生活」だったようです。
報告会では、出発前に決めた探究テーマについて英語で発表しました。留学先でのフィールドワークは英語でインタビューをしたり、質問したりと難しいこともありましたが、自分が深掘りしたテーマを写真や調べたデータを交えて堂々と発表してくれました。その様子からは英語力もですが、コミュニケーション力やプレゼンテーション力など生徒たちの成長が伺え、大変嬉しい報告会となりました。個人発表とは別に国毎にまとめた学校生活やホームステイの様子についても発表し、来年の高校留学を希望する中学3年生たちは、目を輝かせて先輩たちのプレゼンテーションに見入っていました。
約3ヵ月という期間での英語力の向上は確かに限りはありますが、リスニングとスピーキングは自信がついたという生徒たちは英語に貪欲なっていて、今後の英語力アップが楽しみです。また自立という意味では自分で行動を起こす、自分のことは自分でする、他者の気持ちを考える・・・など、見えない部分の成長が大きいと感じます。こうした先輩の体験談や様子に刺激を受けて、後輩たちも頑張ってくれることを期待しています。(グローバルセンター 伊藤)






