第3回 Fujimi Book Cafe
2024年11月12日(火)
2022年度からはじめたFujimi Book Cafeは、高校図書委員会が読書にまつわる企画を考え、卒業生を招いて一緒に楽しむイベントです。今年は、11月9日(土)に開催しました。
今回のFujimi Book Cafeのテーマは、「高校生直木賞で読書会をしよう」でした。今年の高校生直木賞に選ばれた『ラウリ・クースクを探して』(宮内悠介 朝日新聞出版)をテキストに、話し合いをしました。
参加者は、中学3年生から高校2年生の8名と現在大学4年生の卒業生2名でした。はじめは、LearningHub(図書館)の3階にあるソファで、参加者全員で「カタルタカード」をつかった自己紹介をしました。「カタルタカード」は「しかし」「一方で」といった接続詞が書いてあるカードで、1枚ずつ自己紹介する人が引いて、思ってもいない接続詞が出てきても、いろいろなエピソードトークで話をつなげました。これが大いに盛り上がり、一気に和やかな雰囲気に。
続いて、場所を変えて2階で2グループにわかれて、今回の企画者・高1図書委員が用意した3つの問い「本の中で印象に残っているシーンは?」「好きな登場人物は?」「どんな人にすすめたい?」をもとに、話し合いをしました。話し合いは、3つの問いからいろいろと広がり、深まっていきました。登場人物の生き方から自分たちの進路を考えたり、先輩から後輩へアドバイスがあったりと、異学年の交流ならではの会となりました。(図書館 宗)