学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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高2体験学習

高校2年生は、5月8日~11日に3コースに分かれて体験学習を行いました。訪問先とテーマは下記の通りです。

・北海道・大樹町 宇宙×まちづくり
・宮城県・松島  復興×まちづくり
・北陸      観光×まちづくり

「まちづくり」を3コース共通のテーマとし、現地の人たちとの交流やさまざまな体験を通して学び、「まちづくりで大切なこと」について考えました。
訪問先の地域の方々とつくり上げた体験学習で、富士見にとっても現地の方々にとっても初めての挑戦がたくさんありました。現地メディアで報道もされましたので、ご覧ください。
十勝毎日新聞の記事はこちら
中日新聞の記事はこちら

各コースに参加した生徒の感想の一部を紹介します。
<北海道・大樹町コース>
 各事業者さんが誇りを持って自分のしていることをお話しして下さったことが印象に残っています。自分の産業に自信を持てるのは、それだけ周りの人が応援して下さっていたり、地域の協力があるということなので、地域間・企業間の連携が取れていてすごいなと思いました。
 北海道は自然が多くて、大樹高校の人が言っていたように全てが教材だなぁと思いました。それぞれの事業者さんが他の事業者さんとの関わりも理解していてみんなで大樹町を盛り上げようと頑張っていたのがすごくいいなぁと思いました。

<宮城県・松島コース>
 松島の方々が同じゴールに向かっているけれどそれぞれができる方法で進んでいるということを知ることができました。語り部という方法で私たちのような被災していない人たちに伝えることで震災を風化させないように活動している方や震災で畑が使えなくなってしまったけれど新しく無農薬栽培を始めて収穫量は半分になってでも安心安全なものをとどけたいと頑張っている農家の方など松島が良くなるようにと同じゴールに向かっているけれどそれぞれのできることで前に進んでいるということを実感することができました。

<北陸コース>
 新幹線の延伸で盛り上がっている北陸では、現地の高校生が自分の住む地域の歴史や文化を学び、再発見したことを熱意を持って伝えてくれました。北陸コースの魅力は、現地の高校生と一緒にフィールドワークができること。今回は、大聖寺実業高校、敦賀高校、奥越明成高校の皆さんが体験学習に協力してくれましたが、同年代だからこそ、お互い得るものが多くあったと思います。石川・福井には観光資源が豊富にあり、東京にはないものにたくさん触れた貴重な時間となりました。(高2学年 藤田・小山・三浦)