学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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夏期研修 セブ・英語レッスン&SDGs交流体験

8月8日~10日までの3日間で、セブ島の語学学校でのオンライン研修を行いました。少人数での英語レッスンだけではなく、フィリピンの貧困について学び、そこで子供支援の活動を行っている佐々アヤナさんによる講和や佐々さんが運営する寺子屋でサポートしている子供たちとの交流を組み合わせたプログラムです。中学1年~高校1年の生徒が参加し、今年で3年目の実施となります。

英語レッスンはその場で質問されて答える形式のものが多く、日頃授業で準備してスピーチするような形式に慣れている生徒たちには、英語のレッスン以上に、その場で理解して回答することが大変だったようです。今回中学1年生が多く参加しましたが、まだ習っていない文法や単語も出てきて、かなりハードな授業体験だったと思います。初日は皆顔がこわばっていましたが、2日目からは覚悟を決めたのか少しずつ笑顔も見られて、所々で通訳するなどフォローをしていた教員には嬉しい変化でした。

最終日の佐々さんの講和では、いわゆる「ギャル!」という容姿で登場した佐々さんを見て、全員ビックリして口がポカーンと開いていました。しかし、話が始まるとそんなビックリもどこかに飛んでしまい、現地の貧困の実態や彼女の真剣な取り組みを聞き、生徒も真面目で真剣な表情に変わっていきました。その後に行った子供たちとの交流では、ゲームをして遊んだり、レッスンで練習した日本文化のプレゼンテーションを行うなど、楽しい時間を過ごせたようです。

生徒からの感想も、「英語レッスンは大変だったが少しずつ分かるようになって嬉しかった」など前向きなものが多く、また佐々さんとの出会いに様々な衝撃を受けつつ、英語と日本語を学ぶ子供たちとの交流からも刺激を受けたようです。この体験が2学期からの学校生活をより充実させるきっかけになればと願っています。
(グローバルセンター伊藤)