学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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ミネルバ大学の学生による体験談&模擬授業

「地球を舞台に学ぶ!」と題して、アメリカのミネルバ大学で学ぶ上野啓太さんにお越しいただき、海外で学ぶことやどんな学びがあるか体験談をお話しいただき、また模擬授業も行っていただきました。興味のある生徒を募り、中学1年から高校2年まで生徒が30名ほど参加しました。
※ミネルバ大学はキャンパスを持たず学期ごとに世界中の国を巡り、そこで寮生活をして学ぶ大学で、授業は全てオンラインで行われています。オンラインで多くを学び習得できるカリキュラムで、まだ開校10年ほどですがハーバード大学よりも入学が難しいとも言われています。

第1部「体験談レクチャー」では、上野さんの中学時代から現在に至るまでの英語や海外への興味、またご自身がされていた活動にも触れながらご自身の体験をお話しくださいました。またアメリカの大学に進学を決めた理由なども伺い、皆大変興味深く聞き入っていました。参加生徒の学年は異なりますが、現在の自分の学年の頃の体験談を自分事としてとらえ、イメージしながらお話を聞くことができたのではと思います。質問もたくさん出て、生徒たちの興味関心の高さを感じました。

第2部「模擬授業」は、ミネルバ大学の1年生で実施されている「学び方を学ぶ」授業で、「Interpretivelens(解釈レンズ)」について考えました。「過去に経験したことや事前の期待や判断したことによって、物事の解釈も変わる」ことを、グループディスカッションや他グループと意見を共有しながら学びました。生徒たちは、こうした理解が学校でも日常でも必要になり、またこのスキルが新しい発見や更なる理解にもつながると実感したようです。

今回の体験談と模擬授業では、上野さんのお話や言葉から、生徒たちは大変良い刺激を受けることができました。きっと、この学びを今後の自分たちの活動に活かしてくれることと思います。(グローバルセンター伊藤)