学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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野口晃菜さんオンライン特別講座

高校2年生の現代社会では「富士見 Diversity Weekを開催しよう!」というプロジェクト型授業を行っています。「富士見Diversity Week」は、多様性について考える校内キャンペーンで、2019年より毎年行っています。今年度は、授業外で当事者や当事者と関わる人と出会い対話するオンライン特別講座(定員20名)を設けました。

10月29日の第3回は、インクルージョン研究者の野口晃菜さん。今回の講座で唯一の当事者ではなく、当事者と関わる方です。当日は、「マジョリティ特権者としてインクルーシブな社会をつくる」というテーマでお話しいただいた後、生徒たちからの積極的な質問をもとに対話はすすみました。(社会科 三浦 図書 宗)

参加した生徒の一部のふりかえりより。
「特にマイクロアグレッションについて意見交換をしたことが、普段の自分の行動について考えることのきっかけになったし、対話型でとても面白かったです。講義後にマイクロアグレッションについて親と話したのですがあまり意味は深く理解していなかったみたいなので、この言葉の理解度も上げていくべきだと思ったとともに、会話というものが意外と難しくなっているなと少し複雑な気持ちにもなりました」
「今まではインターネットなどを使ってバリアやマイノリティについて調べていましたが、実際にお話を聞く事で、マイノリティについてより理解が深まりました。私もアライとして、差別を無くす行動をしたいと思いました。」