ブラインドウォーク
2020年12月02日(水)
本日中学2年生はブラインドウォーク体験しました。ブラインドウォークでは、目隠しをして耳栓をしたペアの人の移動を、言葉や体を使って助けます。今回は、講堂をぐるりと一周案内してまわりました。なお、ふつうブラインドウォークでは手を引いて案内しますが、今回は感染症対策のために手を引く代わりにお互いに紐を持ち、それを引っ張って案内しました。
いつも使ってみる講堂の中を少し歩き回るだけでも、目と耳が使えないとかなり怖かったようです。たくさんの人が、案内されながらも2,3歩ずつ歩こうとしたり、「段差ない?」と何度も尋ねたりしていました。目と耳を塞ぐととても不安になります。
一方で、上手に案内してる人もいました。紐をできるだけ短く持ったり、「ここから先はしばらく段差もなくて真っ直ぐだよ」と事前に情報を伝えたりすると、案内されている人も安心して歩けます。安心して歩けるよう配慮して案内できる人は、相手の不安な気持ちに寄り添うことができる人です。
今回はブラインドウォーク体験だったので特に配慮が必要な場面でしたが、普段の生活でも相手の気持ちに寄り添うことは大切です。普段から相手の気持ちを考えられると素敵ですね。そうすると、行動や言葉の使い方が変わってくるはずです。(中2 橋本)



