「エア新書」に挑戦～教員編

2020年08月04日(火)

高校２年生では、１学期から「探究型読書」に取り組みました。（「まいにち富士見る」7/15記事参照はこちらから）この試みは、正解はなく、試行錯誤の連続で、教員にとってもチャレンジングなものです。より生徒に寄り添い「探究型読書」に取り組めるよう、編集工学研究所の協力のもと教員研修を行いました。

１学期の生徒の活動をふりかえりながら、「探究型読書にキャッチコピーをつけるとしたら？」「富士見版探究型読書の新書をつくるとしたら、どんなタイトルどんな目次？」というお題をチームで考えました。あるチームは、探究型読書のキャッチコピーを「発想・連想・語彙力を増やし、本の読み方・選ぶ目を変える」としました。

そしてエア新書は……
タイトル「探究型読書上級編～地面を変えたら景色が変わる」
第１章「わたしの連想がはずれたらどうしよう」
第２章「頭の中の言葉がみつからない」
第３章「そもそも地を変える見方って必要なの？」
第４章「見落としていた引き出しに気がつくために」

他のチームもまた違った切り口で探究型読書を捉えたキャッチコピーやエア新書を考案し、創造する楽しさを全員が味わいました。編集工学研究所から『探究型読書』（クロスメディアパブリッシング）が出版された当日の研修というタイミングもあり、大いに盛り上がりました。
２学期は、高２生全員が自分の関心事をテーマに「エア新書」に取り組みます。（図書　宗）