学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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中1L-Hubの利用案内を作ろう

中学1年生は、7月の本格的な登校再開から2週間かけて、「Learning Hub(図書館)の利用案内をつくろう」という探究活動を行いました。富士見に来場してくださった方にも見ていただけるように、より詳しく魅力的なものを目指して作成しました。
そのために、まずは生徒自身が「本の探し方・読み方」を学ぶところから始めました。最初に図書館の本がNDC(日本十進分類法Nihon Decimal Classification)で分けられていることを知り、著者名・出版社・出版年など、普段何気なく見ていた参考文献の詳しい見方を学びました。そして実際にLearning Hub(図書館)の利用案内を作るべく、「解決したい問い」・「わかったこと」・「参考資料」などを明らかにしながら、富士見の【17の力】の中の【課題を発見する力】、【情報を活用する力】を意識した活動を行いました。一方で、ただ詳しい利用案内を作るのではなく、利用案内を読む対象(誰に読んでもらうのか)や、足りない情報はないかなど、【自らを振り返る力】を意識しながら、今までの利用案内作成の作業を見直す活動も行いました。一連の活動のなかで目標とした、富士見の【17の力】の【自らを振り返る力】【課題を発見する力】【情報を活用する力】は、あらゆる探究活動をするうえで根幹をなすものです。中学1年生では探究の基礎的な力を重視しています。

さて、完成した作品はどれも力作で、様々なイラストや色使いで見る人の目を引くものにも仕上がっています。今後Learning Hub(図書館)内に展示する予定ですので、皆様も学校に足をお運びの際はぜひご覧ください。       (中1学年 井上)