学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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学びの履歴書に向けて〜先輩からのメッセージ③

今日は、今年の春に富士見を卒業した宮島凛さんのコラムの第3回目です。
自粛や休校が延長している状況の中でも、とても勇気づけられるメッセージが込められています。
ぜひ宮島さんのメッセージを読んで「自分の可能性」について考えてみてください。(高2探究 岩堀)

【中高時代にやっておくべきこと】
 中高時代は勉強や部活、学校行事などで忙しいため、自由に動ける時間はあまりないかもしれませんが、色々なことに挑戦してみてほしいです。
校内で企画されているイベントだけでなく学校とは別の場所で活動してみると、自分とは全く違う境遇の人や、新しい分野に興味を持つきっかけに出会えると思います。私は高校1年生の時から学校外のコミュニティで活動を始め、国際交流のキャンプや「国会議員のための世界一大きな授業」の企画・運営など幅広い分野のイベントに参加しました。当時、高校卒業後に学びたいことや夢は明確に決まっておらず様々なことに興味があったので、将来の方向性を考えていくためにもできる限り活動範囲を広げたいと思っていました。
 活動をする中で一番大切にしていたのは、「自分の可能性を信じること」です。
新しい一歩を踏み出そうと思っても勇気がでない時が少なからずあると思います。私自身、失敗しないか不安だったり、自信がなかったりと今もよく悩んでいます。
ですが、「小さな一歩でも自分から動き出し、試行錯誤をしながらやり遂げてみる」という経験をたくさん積むことが重要です。
すでに色々な活動をしている同年代の仲間と対話をしたり、大学生や大人に話を聞いたり、アドバイスをもらったりすることもおすすめです。
 今はなかなか活動しにくい状況ですが、このような状況だからこそできることもあると思います。(興味のある分野の本を読んでみる、オンラインでのイベントに参加してみるなど…)
「自分のやりたいこと・自分にできること・社会で求められるもの(+世界で話題になっていること、課題など)」を軸にして考えてみるといいかもしれません。そして、勉強でも、部活でも、自主活動でも、挑戦できるのは一緒に頑張ってくれる人や周囲のサポートがあるからこそだと思います。
感謝の気持ちも忘れずに、無理せず頑張ってみてください!私もこれからさらに視野を広げて頑張ります!!

写真→宮島さんが推薦入試の時に作成したポスター