学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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学びの履歴書に向けて〜先輩からのメッセージ②

今日は、今年の春に富士見を卒業した宮島凛さんのコラムの第2回目です。
休校中の生徒のみなさんは、やりたいこともなかなかできない今の状況と環境に退屈しているかもしれませんが、ぜひ宮島さんのメッセージを読んで「今の自分がやりたいこと・できること」を考えてみてください。(高2探究 岩堀)

【勉強と部活や自主活動の両立】
高2の芙雪祭で部活を引退するまでは部活と生徒会活動、部活引退後は生徒会活動(高3の6月まで)の他に体育祭の創作ダンス委員や体育祭実行委員も行っていたので忙しい毎日でした。
自主活動も取り組んでいて、校内で「世界一大きな授業」を実施したり、校外でのワークショップやセミナーに参加したりしていました。(※「世界一大きな授業」は教育の大切さを考える世界規模のイベントです。ぜひ調べてみてください)
「勉強」と「自分のやりたいこと」、どちらも妥協せずに取り組みたかったので、限られた時間を有効活用することを下の2つを意識していました。その他にも、モチベーションを保つための工夫もしていましたが、興味のあることが山ほどあったので、正直なところ勉強との両立は難しい時もありました。

①自分の軸・長期的な目標を忘れない
大学に進学することはスタートであってゴールではないので、「大学で何を学びたいか」・「将来どのような社会をつくりたいか」・「そのためには何が必要なのか」を考えるようにしていました。目の前のことに気を取られてしまいがちなので、自分を見つめ直す時間をつくるようにしています。
②優先順位をつける
重要性、緊急性、難易度、成果のでやすさ、どれを一番やりたいかなどで取り組む順番を決めるようにしていました。

中学・高校の学校生活は勉強・部活などで忙しいですが、無理のない範囲で新しいことにチャレンジしてみてください。
視野が広がるだけでなく、探究を行う時の材料にもなると思います。

写真→富士見でおこなった世界一大きな授業