生徒の皆さんへ(誰かのために行動する)
2020年04月08日(水)
生徒の皆さんへ
「緊急事態宣言」発令翌日の今日、どのように過ごされましたか。今日は皆さんの先輩である卒業生のお話をします。
彼女は高校3年生の時から、老人ホームでボランティア活動をしていました。卒業してからもこの活動を続けたいと思っていたのですが、現在新型コロナウイルスの影響で一般人が老人ホームを出入りするとこは難しくなっています。直接老人ホームでボランティアができないため、賛同してくれる人たちでマスクを制作して老人ホームへ送りたいと考えているそうです。そこで後輩である皆さんにも、この活動を知ってもらい、参加してくれる人を募集しているそうです。彼女は「今のこの状況だからこそ、自分には何ができるかを考えて欲しいんです。誰かのために何か行動することの楽しさを学ぶきっかけになればいいなと思います。ぜひこの機会を利用してみてください!」と語ってくれました。
今中高生ができることはなんでしょうか。感染拡大を防止するための責任ある行動は勿論です。そして通学することができない今、きちんとした生活習慣を守り、学びを止めないことも大切です。さらに今この厳しい制約の中で「誰かのために何か行動する」機会があれば、是非取り組んでみましょう。
先輩のメッセージは、本校の図書館「Learning Hub」が配信する「L-Hubサイト」に詳しく掲載されます。このサイトは13日から閲覧できるよう準備中です。在校生専用となりますので、学年からURLが届きます。是非アクセスしてみてください。各教科の先生方お薦めのサイトなどもアップされています。
さあ、明日は何をしましょう。読書はしていますか。運動不足の人も多いでしょう。外に出ることができなくても、部屋の中で体を鍛えることはできます。私も一人でやっています。そろそろ学年より「時間割」が届き、13日からは「授業」が始まりますので、それまで自分で時間をコントロールし、自分磨きを続けていてください。
富士見中学校高等学校
校長 佐藤真樹