高2 探究型読書
2019年11月18日(月)
高校2年生では、理化学研究所と編集工学研究所の協力のもと探究型読書に取り組んでいます。
この取り組みは、普段読んでいる本をいつもとは違った視点で見ることを通じて、自分の興味・
関心や、自らの視野を広げるとともに、考える力を養っていくことが目的です。
まず最初の3時間を使って、「科学道100冊」の中から選んだ本と、図書館の中から選んだ本の表紙と目次をじっくりと見て、この本がどのような内容なのか想像するとともに必要な情報を取り出していきます。
「科学道100冊」とは、科学者の姿勢や思考プロセスなどをモデルにして、理化学研究所と編集工学研究所が共同で選書されたリストのことです。詳しくはこちらのHPをご覧ください。
4時間目には、本から取り出した情報を順序だてて組み立て、帯づくりを通して本の紹介をします。この活動では、筋道立てて文章を構成する力をつけていきます。
大切なことは、その本の内容があっているかどうかではなく、想像したり文章をつなげたりすることを通じて考えることです。
5.6時間目には今までの活動で向き合った本から3冊選んで、共通テーマを見つけていきます。これを三冊棚と呼んでいます。3冊の本がどのようにつながっていくかを試行錯誤することで思考力をつけていきます。
次回は三冊棚を完成させてお互いに発表をします。
(高2学年 岩井)